オゾン・マグネ療法

こもれびの診療所では、「オゾン療法」に、「マグネ療法(交流磁気治療)」を合わせた「オゾン・マグネ療法」を行っております。
これらは、非常に相性が良い治療法で、それぞれを単独で行う場合に比べて、はるかに高い治療効果を実現しており、他では経験できないもこれびオリジナルの治療方法となっております。

オゾン・マグネ療法のやり方

1交流磁気ベッドに横になり、マグネ療法をスタートする

2交流磁気ベッド上にてオゾン療法をスタートする

交流磁気治療ベッドの上で磁気を浴びながらオゾンを行うことで、交流磁気治療とオゾン治療を同時に行うことになる。これによりそれぞれの治療が足し算ではなく、掛け算的な相乗効果となり大きな治療効果を発揮する。

オゾン療法およびマグネ療法(交流磁気治療)による効果一覧

オゾン療法、マグネ療法の効果をそれぞれお示しします。

オゾン療法の効果

  1. 血行促進作用
  2. 消炎鎮痛作用
  3. 創傷治癒作用
  4. 免疫細胞活性賦活作用
  5. 内分泌促進・安定作用
  6. 抗酸化作用
  7. 抗がん作用の可能性
  8. 抗アレルギー作用
  9. 抗微生物作用
  10. 老化抑制作用

マグネ療法(交流磁気治療)の効果

  1. 血行促進作用
  2. 消炎鎮痛作用
  3. 創傷治癒作用
  4. 免疫細胞活性賦活作用
  5. 内分泌促進・安定作用
  6. 抗酸化作用
  7. 自律神経調整作用
  8. 骨融合作用
  9. 記憶力増強作用

これらをまとめると以下のようになります。

オゾン・マグネ療法の効果

オゾンのみ オゾン・マグネ共通 マグネ(交流磁気)のみ
抗微生物作用 血行促進作用 骨融合作用
(殺菌・抗真菌・抗ウイルス) 消炎鎮痛作用 自律神経調整作用
老化抑制作用 創傷治癒作用 記憶力増強作用
  免疫細胞活性化作用  
  内分泌促進作用  
  抗アレルギー作用  
  抗酸化作用  

このように、オゾン・マグネそれぞれの治療効果は共通する点が多く、相乗的に生体内で大きなプラスを起こします。さらにそれぞれ単独の効果を考慮すれば、病気の予防、改善に非常に有用である可能性の高い「コンビネーション治療」だと考えます。

オゾン療法の投与間隔

患者様の状況に応じて異なりますが、当院では10回を1クールとし、以下を推奨しています。
(アンチエイジングの1例)

  • 最初の4回
    1週間に2回
  • 次の4回
    1週間に1回
  • 次の2回
    一か月に2回
  • その後
    一か月に1回を維持

マグネ療法の投与間隔

原則1回30分を基本とし、オゾン療法の投与間隔に合わせて行います。マグネ療法のみの場合、毎日、1回30分、1日2回が理想とされるため、その場合は購入やレンタルをお勧めします。

料金

「メニュー・料金」ページをご確認ください。 →料金はこちら

では、ここから、それぞれの治療についてもう少し詳しく見ていきましょう。

オゾン療法とは

イギリス、ドイツ、スイス、イタリア、オーストリア、ロシア等のヨーロッパ諸国では、既に確立、認知された治療法で、オゾンを生体成分(血液など)と反応させることで発生するオゾン誘導化学種(H2O2/4-HNE:4-Hydroxynonenalなど)によって、さまざまな組織と反応させるものをいいます。(Bocci, et al. 2007/2013)
オゾン治療は、ヨーロッパではオゾン治療の専門病院が存在するほど、スタンダードな治療法となっています。
現在では以下のような作用が科学的に証明されつつあります。

A ) 血行促進作用

  1. 細胞活性不活化作用(赤血球)~ATP産生増(15~20%)、酸素運搬能の向上、変形能の向上、組織の酸素化促進(2.3-DPG増加)(Bocci, 2009)
  2. 血行促進及び血球凝集阻止作用(血管)~NOによる大きい血管拡張、CO産生による血液凝集阻止作用(Valacchi, et al. 2000)
  3. 血栓形成抑制~ADPとコラーゲンによる血小板凝集を阻害する血小板凝集抑制作用(血小板)やヘムオキシナーゼ1またはその代謝産物による血栓形成抑制

*以上1~3により動脈循環不全(血流)が改善する

臨床サイドからの知見として

▶︎ 血液粘度の低下と赤血球の変形能の向上

  • オゾン化により赤血球変形能が上昇(Travagli, 2007)
  • オゾン直腸注入により循環血の凝集性は低下し、赤血球の変形能向上(Artis, et al. 2010)

▶︎ オゾン療法後の血流増加

  • 脊柱管狭窄症に対してオゾン療法により、体温上昇、血流増加(14.9→24.6ml/min/100g)

ヨーロッパオゾンガイドライン適応症: ○末梢動脈循環障害 ○脳循環障害(脳卒中後) ○眼循環障害(網膜症) ○内耳循環障害(急性難聴・耳鳴り) ○その他~肩こり、慢性疲労、冷え性

B ) 消炎鎮痛作用

4HNEによりNFkB因子を阻害し抗炎症作用、COX2阻害によるPGE2抑制による痛み改善(Matsuda, et al. 2014)

ヨーロッパオゾンガイドライン適応症: ○整形外科疾患及びリウマチにおける慢性炎症

C ) 創傷治癒促進作用(白血球・血小板・皮膚)

炎症メディエーターの除去、TGF-βの増加

D ) 免疫細胞活性化作用

免疫担当細胞活性化調節作用(白血球・血小板)
NFkB因子とNrf2因子によるサイトカイン(インターフェロン・インターロイキン放出)による免疫担当細胞活性化、免疫関連因子の産生調整、炎症/抗炎症のバランス改善

ヨーロッパオゾンガイドライン適応症: ○B型およびC型肝炎ウイルス  ○単純ヘルペス ○帯状疱疹

E ) 内分泌の促進作用(脳)

セロトニン・ドーパミン産生(まだはっきりと証明されてはいない)による多幸感、難病患者のQOL向上

F ) 抗アレルギー作用

○アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症などアレルギー疾患の炎症抑制の可能性

G ) 抗酸化作用

マイルドな酸化ストレスでNrf2因子の生体反応を誘導し、抗酸化酵素(SOD,グルタチオンペルオキシゲナーゼ、グルタチオンS-転移酵素、カタラーゼ活性、グルタチオン)の生成促進。ラジカルスカベンジャーの活性化(Delgado-Roche, et al. 2017)

ヨーロッパオゾンガイドライン適応症: ○老年医学や環境医学の補完療法として

H ) 抗微生物作用

病原菌の殺菌、ウイルスの不活化(直接作用)

I ) 疾病予防

予めオゾンガスを直腸に注入しておくと、抗酸化酵素や解毒酵素を誘導する。その後内外から刺激(活性酸素など)を受けても、それらに対する抵抗力が強化されているため、組織障害を逃れることができる。ちなみに、ラットやウサギの研究から、リポフンジンによる動脈硬化、抗がん剤の毒性、放射線暴露による肝臓と回腸の障害、腎臓などの組織障害に対してオゾンによる損傷防止効果が認められている。

J ) 抗がん作用の可能性

腫瘍は低酸素環境を好むが、オゾンは酸素利用能と組織への酸素供給を向上させ、低酸素環境を改善させる(Barakat 2005)。また体内の内因性サイトカイン産生誘導による免疫システムの調整(Bocci 1999-2005)

ヨーロッパオゾンガイドライン適応症: ○腫瘍に対する補完療法

また、オゾン療法が科学の土俵に上り、いわゆる「エビデンス(Evidence Based Medicine)」
に近づいてきています。
前述したように、オゾン療法において、4-HNEの生成、Nrf2の活性化、HO-1の誘導は科学的に明らかになってきました。
これを文献で検索(pubMed)すると

  2014/1 2019/12
Ozone-therapy 303報 557報
4-HNE 3,597報 4,280報
Nrf2 3,887報 14,453報
HO-1 6,609報 11,782報

というようになります。
これらを少し詳しく見ていきます。

Nrf2の活性化で期待できる効果

  1. 酸化ストレスの軽減と組織の酸化的損傷の防御
  2. 炎症性サイトカインの産生阻害(IL-6,IL-1β)と炎症の鎮静化(Kobayashi, et al. 2016)
  3. 血流改善
  4. 膵臓β細胞(血糖値を下げるインスリンを出す細胞)の抗酸化酵素の誘導
  5. 骨格筋細胞のエネルギー消費関連遺伝子の発現促進
  6. 肝臓の糖新生関連遺伝子の発現抑制(Uruno, et al. 2013)

以上より、オゾン療法が糖尿病や肥満など改善させる可能性があることになります。
実際オゾン療法(30回)の投与で、腹囲、空腹時血糖、血清トリグリセリド、血圧は低下し、HDLコレステロール増加したという報告があります。(Vaiano, et al. 2016)

HO-1で期待できる効果

  1. アディポネクチンを増やし、AMPKを活性化させる
  2. AMPKは脂肪酸合成阻害、嫌気的解糖系の阻害、がんの増殖・血管新生に関与するmTORを阻害、がん抑制遺伝子のp53と転写因子FOXOを活性化
  3. 糖尿病やがんに対するAMPKの活性化効果の論文は多く、AMPKでヒットする文献数は30,999(2019/12)

これらをまとめると以下のようになります。

オゾン療法による各因子の関係

その他関連情報

  • European Cooperation of Medical Ozone Societies(EUROCOOP)~Oxford EBMセンターの分類基準に準じ、オゾン療法(自家血液オゾン療法 577名 11200回以上及び注腸オゾン療法 716名46900回以上)のエビデンスレベルを調査した結果、Ⅰb及びⅡaと、科学的に非常に高いエビデンスがあると報告(Renate Viebahn-Hansler, et al. 2016)
  • オゾン療法に関するマドリッド宣言(第2版)~エビデンスレベルに準じて、2015年6月にlevel AからCのエビデンスに応じたガイドラインを出版(ISCO3:The International Scientific Committee of Ozonetherapy)
  • Ozone Therapy Proving Successful In Covid-19 Patients~オゾン療法が、新型コロナウィルスの治療にも予防にも効果があった
  • 奈良県立医科大学~(世界初)オゾンによる新型コロナウイルス不活化を確認
  • Coronavirus en lbiza:La Policinica trata casos de coronavirus con ozonoterapia(スペイン)~オゾン療法を、新型コロナウイルスに使用したところ呼吸器管理などの重症化からの離脱率が上昇、改善した

*なお上記の適応疾患については、海外・国内のガイドライン、文献、経験、臨床結果等の医学的な根拠に基づいて表記しておりますが、あくまで各疾患の治療法の一つの可能性を示すものです。よって、充分なインフォームドコンセントの上で、患者様に治療のご提案をしています事をご了承ください。

オゾンの歴史及び世界的広がり

オゾン療法における歴史は非常に古いです。オゾン療法の歴史及び世界的な広がりを簡単に列挙します。

1915年 ドイツにてA.Wolffがオゾンガスの医療応用を開始
1935年 ドイツ人医師E.Pyerが「外科におけるオゾン治療」を出版
1961年 H.Wolffが現在の自家血液オゾン療法を体系化
1972年 ゲーテ大学医学部にてドイツオゾン療法医学会設立
2003年 オゾン応用医学ヨーロッパ協会設立(ドイツ・イタリア・オーストリア・スイス)
2010年 日本・エジプト・トルコ参加
2011年 インドネシア・スペイン・ルーマニア参加
2012年 オゾン療法のガイドライン出版
2017年 ブラジル参加
*なお、キューバはオゾン療法が医療の核の一つとなっており、ベネズエラなどからオゾン療法を受けに多くの患者が来られている。

一方日本も実はかなり古くよりオゾンを医療に取り入れていました。

1911年 呉健医師 ドイツ留学
1923年 尾川正彦博士、オゾン発生器発明。呉医師の指導の下、オゾン皮下注射行う
1938年 日大病院にオゾン科開設
1936~1945年 日本軍によるオゾン研究

第二次世界大戦の日本敗戦、アメリカ統治下にて、オゾン療法の灯が消えかかったが

1958年 尾川 自動式オゾン発生器完成
1994年 日本医療オゾン研究会設立
2011年 日本医療・環境オゾン学会

このようにオゾン療法は日本でも100年以上の歴史を持ち、ヨーロッパを中心に現在でも非常に盛んにおこなわれている治療方法といえます。

投与方法

▶︎ オゾン大量自家血液療法

厳格な無菌条件下で抗凝固剤としてクエン酸ナトリウムを含有する陰圧採血ガラス瓶中に50~100mlの静脈血を患者から採取し、これに医療用オゾン/酸素混合ガスを対外閉鎖で混合した後、点滴(圧力フリー)を経由して患者の静脈に再注入する

▶︎ オゾン注腸

カテーテルを肛門から5㎝付近(大腸膨大部)まで挿入し、オゾンガス100~300mlを直接注入する。なお、オゾン大量自家血療法と同様の効果を認められるが、特に局所として腸内の改善に対して強みを持つ。抗炎症効果、酸素供給改善、抗感染効果(カンジダなど)

【実 例】致死的腹膜炎に関する研究課題として、5回の予防的腹腔内オゾン注入の結果、死亡率が95%から36%に減少。予防的なオゾン適用(感染前に5回)と抗生物質投与(感染後2回)を併用することにより死亡率を80%から0%に減少(Schulz et al. 1999)

▶︎ オオゾンガス局所注射

オゾンガスを疼痛部位に直接少量注入する療法。鎮痛効果が治療直後から得られる

▶︎ 関節注射

抗炎症効果(疼痛緩和・腫脹軽減・発熱低下)・活性酸素の消去剤であるSOD活性化・免疫担当細胞および滑液膜細胞の活性化・TGF-βの放出効果など

▶︎ オゾンクリーム

オゾン化オリーブオイルともいわれる。すぐに揮発するオゾンを、EU特許技術で安定化させることに成功。オゾンクリームが皮膚に接触すると細胞代謝を活性化し、身体自身が持っている抗酸化酵素を活性化させることで皮膚の美容目的に使用するという新しい考えが出てきている。その他足白癬、やけど治療などにも用いられている

オゾン療法の安全性

  1. Renate Viebahn博士(ドイツ ヘンスラー社)
    査読付き国際的科学雑誌30件を選別し検討。患者総数585名、対象分346名で計11207回のオゾン治療にて注意を要する事例2例(軽症)のみで有害事象なし
  2. r.Zacob(Forensic Institute大学)
    • オゾン療法医師 644名
    • 患者数:384,775名
    • 治療回数:5,579,232回
    • 有害事象(副作用率):0.0007%(軽症のみ、また素早く消失)

以上より非常に安全な治療といえます。

オゾン療法の禁忌と有害反応の予防

甲状腺機能亢進症(制御されていない症例)
G6PD欠損症(グルコース・6・リン酸デキドロゲナーゼ欠損症)
その他、妊娠初期3か月、出血傾向、心不全、心筋梗塞・脳梗塞(急性期)、白血病も適応外となります。
また降圧薬においてACE阻害剤内服中の方は、血圧が著しく低下したケースがあるとのことより、オゾン投与する当日はACE阻害薬を内服しないようにすることが望ましいとされます。

患者様への注意事項

  • 治療前後の1日は充分な水分を補給する
  • 治療を受けた当日は激しい運動を避ける
  • 治療を受ける前日、当日は大量の抗酸化サプリを避ける

院長である加藤は、オゾン療法にて、長年苦しんだ腸疾患から離脱できました。
それは本当に感動的な体験でした。ぜひ、一人でも多くの方に、この治療方法をお伝えできたらと思っています。

マグネ療法(交流磁気治療)

磁気は、地球が誕生した時から地球と共にありました。したがって地球上にあるあらゆる物質は、生命体を含めて電子や原子、またそれらを形成する微小な物質のレベルから磁気の影響を受けています。私たちは、空気や水がなくなったときのことを、深刻な想像とともに危恨しますが、磁気が失われることに思いを馳せる人はあまりいません。しかし空気や水と同等に、いやそれ以上に、磁気がなければ生命体は地球上に存在できないのです。そうした磁気が人体に何らかの影響を及ぼしているだろうことは、容易に想像がつくことです。

磁気治療の歴史は古く、最古の記述は紀元前2600年ごろに編纂された中国最古の医学書「黄帝内経」には「磁石を経絡のツボにおいて陰陽を整える」という一文が見られます。その他、紀元前1500年、インドの「ヴェーダ聖典」に、天然磁石を治療に利用していたという記述、また紀元前50年ごろにはエジプトのクレオパトラも磁石を使用していたとする記録があります。
このように、磁気治療の歴史は古いのですが、 磁気と身体との関係が本格的に研究されるようになったのは、20世紀に入ってからです。

日本においても20世紀になり磁気治療の研究が進みます。その第一人者とされるのが医学博士中山恭一先生と交流磁気治療器を開発した石渡弘三先生です。研究者と開発者として強力なタッグを組み、ご存命の間磁気治療の普及に命を燃やし続けました。
こもれびの診療所では、この二人によって作られたソーケンメディカルの交流磁気治療器〈80mT(ミリテスラー)=800Gauss(ガウス)〉を使っています。
お二人の情熱の詰まった交流磁気治療、ぜひ、ご体感いただきたいと思います。

交流磁気治療とは

磁気治療で使われる磁場は大きく二種類に分けられます。ひとつは定常磁場、もうひとつは変動磁場です。
定常磁場とは、磁場が時間によって変化せず、つねに一定の状態にあるものです。子供のころに使った磁石を思い浮かべてください。あれが、永久磁石を使った定常磁場の代表です。従来、磁気治療器と言えば永久磁石を使った定常磁気治療器をさし、磁気ネックレスや磁気バンド、磁気腹巻きなどがあります。これらは大部分が体に貼ったりつけたりして使います。一方の変動磁場は、時間とともに磁気の強さや方向が変化するもので、人工的にしかつくり出せません。変化のしかたによってさらに交流磁場、脈動磁場、回転磁場、 移動磁場、パルス磁場があります。

ここでは、こもれびの診療所にて使用している交流磁場をテーマにします。
交流磁気は電磁石に交流(一定時間ごとに交互に逆方向に流れる電流)を流してつくる磁場で、時間とともにN極とS極が交互に逆になり、強さも変化して、強くなったり弱くなったりします。
交流磁気治療器は、人工的に変化する交流磁場を作用させることによって、人体に新しいエネルギーを注入するという、いままでの磁気療法の一歩先をいく治療法なのです。
治療に使う交流磁気治療器は、従来の永久磁石を使った定常磁気治療器に比べて発生する磁場が大きく、体の深部にまで磁力線が届きます。したがって格段に大きい治療効果が得られると考えられます

磁気治療の科学的検証

交流磁気の薬事法にて認められている効能は「体のコリをほぐし、血行を良くする」というものです。では、どのようにしてこれらの現象を起こしているのかを科学的に見ていきましょう。

血流促進

現在、交流磁場の効果の作用機序として以下のような仮説が考えられています

  • ①交流磁場
  • ②渦電流が発生
  • ③副交感神経刺激・活性化
    アセチルコリンエステラーゼ活性抑制(Ravera S,et al. 2010)
  • ④アセチルコリン放出増加
  • ⑤血管内皮から一酸化窒素(NO)産生増加
  • ⑥患部の血流速度、血流量増加(Xu S, et al. 2001)
  • ⑦疼痛物質と老廃物の排除と栄養因子の補充
  • ⑧疼痛緩和と疲労回復

このように、交流磁場による血流促進によって上記のような効果が想定されています。
なお、世界で最も権威があるとされるWHO(世界保健機関)は、交流磁場において渦電流が発生すること、視覚や神経系に影響を及ぼすこと、難治性の骨折の治癒効果を高めることなどを報告しています。

その他

  • 骨について~中国でラットを使った実験では、地磁気を遮断して磁気欠乏症にすると、骨粗しょう症が悪化し、抗酸化力を発揮する酵素に必要不可欠なミネラルイオンも減少することを報告
  • 脳梗塞後のリハビリ効果~ポーランドのウッチ大学の報告では、低周波磁気治療(40Hz 7mT)が脳梗塞のリハビリ効果を促進したと報告(Cichon N, et al. 2017)
  • 記憶力について~米国コロンビア大学によれば、交流磁場にてマウスの記憶力が増強されたと報告(Mastrodonato A, et al. 2018)

マグネ療法による注意点及び副作用

以下の方はマグネ療法は行えません。

  1. ペースメーカー他、埋め込み機器がある場合
  2. 脳脊髄液短絡術用圧可変式シャントがある場合
  3. 出血傾向の疾患(脳出血 大手術直後 血友病など)がある場合
  4. 強い炎症(高熱の場合など)がある場合

その他、以下の方も注意が必要です

  • 体内に置換術などによる金属移植片がある方、透析中の方、妊娠中の方

なお、磁気により壊れる可能性があるもの(時計、万歩計、携帯電話、財布など)、または磁気により影響を受ける可能性があるもの(磁気カード、スマホなど)は体から離しておいてください。

上記の点を注意していただければ、特に大きな副作用はありません。