プラセンタ注射

胎盤は1個の受精卵を1兆個とも言われる胎児に成長させる場所であり、胎盤自体に豊富な栄養素や成分を含み、古代ギリシア医学の時代から、胎盤自体が病気の治療に使われてきました。わが国では戦前から人胎盤の医学研究が進み、2種類が健康保険適応となりました。当院ではその一種類を使用しています。
効果については、細胞の新陳代謝を高め、抗疲労作用、傷の治癒促進作用などが知られていて、当クリニックでは、アンチエイジング法として、定期的な注射をお勧めしています。
リスクと副作用:皮下注射や筋肉注射では重篤な副作用が起こることはほとんどありませんが、たまに「悪寒、悪心、発熱、発赤、発疹」などの反応、また、注射部位に「疼痛、発赤」などの副作用が起こることもあるといわれています。他にも、プラセンタ注射薬が「たん白アミノ酸製剤」であるためアレルギー反応が起こる可能性も否定できません。ただし私自身これまで数百人行ってきましたがこのような副作用は認められませんでした。なお、原料が「ヒト胎盤エキス」であるため、プラセンタ注射薬は「理論的なリスクを否定できない」という観点のもと、プラセンタ注射薬の治療を受けた方は献血ができなくなります。
治療回数:基本3アンプルを上腕の伸側、または臀部に打つことを基本です。疾患によってはツボウチ注射も可能です。また3アンプルでは効果乏しく、場合によっては最大10Aまで増量できます。治療は原則週1回。ただし初期段階では効果をはっきり出すために、できるだけ連続で行うほうが良い場合があります。