がん治療サプリメントとしてシリマリン(マリアアザミ)を採用しました

   

こもれびの診療所では、がん治療のサポートサプリメントとして、シリマリンの導入を決定いたしました。

シリマリン(ミルクシスル・マリアアザミ)は、ミルクソウシコの果実から抽出される天然の化合物で、主にシリビニンという成分から構成されています。シリマリンは抗酸化作用や抗炎症作用、肝臓保護効果などがもともと知られており、健康維持のサプリメントとして長く使われてきた歴史を持ちますが、近年さまざまな研究で、がん細胞に対する抗がん作用が示されています。

  • シリマリンの効能

1)ブドウ糖の取り込みの阻害作用:

がん細胞は通常細胞の40倍もの速度でブドウ糖を取り込み、解糖系を引き起こしますが、シリマリンは、このブドウ糖の取り込み抑制によって、がん細胞のエネルギー供給を制限する効果があります。

2)HIF-1活性の阻害作用:

HIF-1(ヒポキシア誘導因子-1)は、低酸素状態でがん細胞のエネルギー代謝を調節、促進作用を持つものですが、シリマリンはこのHIF-1の活性を抑制することで、がん細胞の促進を阻害します。

3)PⅠ-3キナーゼ/Akt/mTORシグナル伝達の阻害作用:

シリマリンは、がん細胞内の成長や増殖、エネルギー代謝に関与している増殖シグナル伝達経路PⅠ-3キナーゼ/Akt/mTORを阻害することでがん細胞の増悪を阻害します。

  • シリマリンとがんの論文

Shibata et al. (2014): 肺がん細胞の増殖を抑制し、細胞周期を停止させる作用があることが報告。さらに、シリマリンはワールブルグ効果(解糖系亢進とミトコンドリア抑制)を阻害し、がん細胞のエネルギー代謝を変化させることが示された。

Deep et al. (2018): 乳がん細胞においてワールブルグ効果を抑制し、グルコースの利用を制限することが示された。さらに、シリマリンはがん細胞の増殖を抑制し、アポトーシス(細胞の自殺)を誘導する作用も報告された。

Deep et al. (2015): 大腸がん細胞の増殖と血管新生を抑制する可能性

Raina et al. (2016): 乳がん細胞に対してアポトーシスを誘導する可能性。STAT-3と酸化ストレスも関与している可能性。

Siddiqui et al. (2016): 乳がん治療のための潜在的な抗がん剤となり得ると結論。

Singh et al. (2017): 前立腺がん細胞と破骨細胞生成を抑制する可能性

Radwan et al. (2017): 人間のグリオブラストーマ細胞の浸潤特性を抑制する可能性

Kim et al. (2018): グリオーマ細胞の増殖を抑制する可能性。

Zheng et al. (2019): 胆管癌細胞の増殖を抑制し、STAT3シグナル伝達経路の調節を介してアポトーシスを誘導する可能性。

Zhang et al. (2020): 子宮内膜がんを抑制し、STAT3活性化とSREBP1を阻害する可能性。

Song et al. (2021): 卵巣がん細胞の増殖を抑制し、survivinの発現を下げる可能性。

Al-Hrout et al. (2021): 大腸がん細胞増殖と移動を抑制し、TGF-β1/Smadシグナル伝達経路に作用する可能性。

これ以外にもマリアアザミとがんの論文は多数あります。根拠のある抗がんサプリメント「マリアアザミ」、ぜひご注目ください。



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