有害金属のお話 1
現在、世界は様々な毒に侵されています。
これらの影響により、私たちの体内にはたくさんの毒(有害金属)が蓄積されるようになりました。
実際、当院における検査(オリゴスキャン)において、有害金属の上昇はほぼすべての人に見られています。
その中でも特に蓄積が多く、米国のATSDR(有害金属の問題を調べている機関)が危険視するのが「水銀・カドミウム・鉛」です。よってこれらの問題を少し考えてみたいと思います。
●水銀
水銀は重金属の中でも最も問題があるといわれています。その理由として挙げられるのが
1)環境からの排泄量が年々増加しており、体内への移行量が結果的に多くなっていること
2)水銀は体内の様々なところにいきわたり、多くの症状を引き起こすこと
3)水銀は他のミネラルの輸送障害を引き起こすこと(水銀蓄積は他の全てのミネラルの効果を減弱)
の3点です。
水銀の体内侵入経路は、以下のようなものがあげられます。
特に日本人で問題になるのが、大型魚の摂取と、歯の詰め物として長く使われてきた銀歯の成分、アマルガムです。
次回は、これらからの侵入の問題を取り上げたいと思います。
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