「1分で効く! 下痢止めBOOK: 過敏性腸症候群(IBS)を自分の力で治す本」~東洋医学的視点

   

「下痢止めBOOK」の中に、漢方薬を下痢に応用する際の考え方書いています。
それを少し補足したいと思います。

●過敏性腸症候群(IBS)を東洋医学で考える

 

Functional gastrointestinal disorder(FGD:消化管機能異常症)の訴えは多く、この中の代表的な疾患にIBSがありあmす。日本においては人口の20%ぐらいはFGDといわれています。アメリカでも全診療の19%がIBSであり、35%がIBSを含めたFGDであったと報告されています。(つまりとてもとてもお腹で苦しんでいる人は多いのです)

 

IBSで見られる下痢(げり)や便秘、下痢と便秘が周期的に繰り返される症状は、東洋医学では基本的に五臓における「脾(消化器全般を指す)」の乱れにより起こると考えられます。そして原因としてストレスや冷え、水分の取り過ぎなどによる気・血・(すい)の乱れが原因で起こると考えます。

よって、ここから漢方専門医はどのように下痢の状態を考え、どのような処方をするのか、その一端を除いていただきたいと思います。





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