SIBO 2

   

SIBOと関連のある疾患

IBS(過敏性腸症候群)症例の50〜84%の症状の根本原因はSIBOである可能性が研究で実証されており、細菌の過剰な増殖を根絶することでこれらの症状は大幅に減少することが報告されています。また、SIBOは現在、酒さ(酒皶・Rosacea)や胃食道逆流症(GERD)にはじまり線維筋痛症やパーキンソン病に至るまで、数えきれないほどの病態の原因であるか、または関連性があると報告されています。

 

 

SIBOの原因

SIBOは、小腸の動きが止まって細菌が局所的に増殖しやすい環境になるときに発症します。SIBOの発症につながる可能性がある原因は多種多様です。

 

1.       感染性胃腸炎:細菌毒素(急性)と感染後の自己免疫反応によって腸蠕動運動がうまく働かなくなる可能性があります

2.       消化不良:低塩酸症、膵臓酵素・胆汁の不足、ピロリ菌感染 など

3.       神経障害:糖尿病の合併症やパーキンソン病、多発性硬化症 など

4.       医原病:術後、アヘン剤(モルヒネ等)、プロトンポンプ阻害剤/制酸剤 など

5.       機械的/構造的機能障害:狭窄、癒着、占拠性病変、先天性の解剖学的異常、憩室炎、婦人科系の症状(例:子宮内膜症、卵巣嚢胞)、回盲弁機能障害 など

6.       その他:甲状腺機能低下症、慢性的なストレス(交感神経優位)、IgA分泌能低下 など

 

SIBO検査

消化管内に生息する細菌は、糖質をとると、水素ガスやメタンガスを発生します。

通常は大腸にしかいないため、糖質摂取後、これらのガスが放出されるのは120分後以降くらいです。しかし、本来存在すべきでない小腸内で腸内細菌が増殖すると、小腸内で糖質摂取に伴い、本来よりはるかに速い60分前後にガスを発生させます。つまり、糖質摂取後の吐いた息(呼気)のガス分析を行うことで、小腸内に菌が増えているか、またその量はどれくらいかを判定することができ、それに伴いSIBOの診断および重症度がある程度推測されるようになります。

 

摂取方法

①      ガス摂取1:絶食時

②      ラクツロ-ス12gを内服

③      その後以下の時間で呼気ガスを摂取する

ガス摂取2:5分後 ガス摂取3:10分後 ガス摂取4:20分後 ガス摂取5:30分

後 ガス摂取6:40分後 ガス摂取7:60分後 ガス摂取8:80分後 ガス摂取9

:100分後 ガス摂取10:120分後

 

検査前注意

検査2週間前~抗生物質の内服は中止してください。

検査2週間前~胃・大腸カメラや胃・大腸バリウム検査は受けないでください。

〈食事についての注意事項〉

 

検査5日前~サプリメントとして乳酸菌などのプロバイオティクスは摂取しないでください。

 

検査24時間前から発酵食品(納豆、キムチ、ヨーグルトなど)は避け、出来るだけ消化の良いものを食べてください。前日の夕食は21時前に終わらせてください。

その後は絶食。ただしお水のみ飲むことができます。

 

検査当日の注意事項

検査の1時間前~検査終了までは喫煙(受動喫煙も含む)はしないでください。

検査の1時間前~検査終了までは、睡眠と運動はしないでください。





こもれびの診療所:https://komorebi-shinryojo.com/

電話:03-6806-5457
住所:〒116-0003 東京都荒川区南千住5-21-7-2F(旧日下診療所)
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