和食こそ私たちが食べるべき食事

   

急に秋めいてきました。寒くなってきたので体調管理をしっかり行っていきましょう。
 

さてここまで、風土、地理、形体という視点から何を食べるべきかを考えてきました。そしてその結論は、「穀物、野菜、海産物、果物こそが最も適した食事」ということになりました。これを、今日本に存在する食材で考えてみると、

穀物:お米

野菜(豆類)・海産物~和食はそもそも野菜と海産物の組み合わせですから煮物から刺身などいろいろな料理があります。でももっともシンプルに考えれば、味噌汁がその最たるものだと私は考えます。まずだしに海産物である煮干し、鰹節、こんぶなどを使い、さらに海藻としてわかめは定番の具材です。これ以外にもネギ、豆腐、シメジなど季節の野菜は様々入れ放題、そして最後の味付けは大豆で作られた味噌です。このように毎日食べる味噌汁は、野菜、海産物を使った究極の食べ物、ということになります。

果物~日本は世界一美味しいといわれる果物の宝庫です。みかん・柿・桃・リンゴ、スイカ、梨、ブドウなど、多数存在します。これらは和食のデザートとして食卓を彩ります。

つまり、風土、地理、形体から考えられる究極の健康食とは、どこかにある難しい特別な料理ではなく、毎日の生活の中で食べてきたご飯に味噌汁、納豆に海苔、みかんなどです。それこそが、日本人の遺伝子、そしてその遺伝子が構成するこの体に、最も適した食べ物なのです。

そう、「健康の青い鳥」は世界のどこかにある特別なものではなく、私たちの目の前にずっとあった、普通の食事なのです。

これが加藤の考える健康に最も適した食事の結論です。

しかし、今、和食という青い鳥が、健康の食事として否定されています。誰に?「日本人に」です。その中でも、近年特に悪く言われているのが、「お米」です。

お米は太る、糖質で血糖値を上げるから生活習慣病(糖尿病、肥満症、高脂血症、高血圧症、大腸がん、歯周病など)が悪くなる、だから控えなさい、というのがなかば常識のように語られています。

それに対して私は強く物申す!!という立場です。

日本の神々は、この地を「(とよ)葦原(あしはら)瑞穂(みずほの)(こく)」と名付けました。「豊かな水と田んぼの恵みがある国=お米の国」という意味です。

古代日本の為政者たちは農民を最も尊い存在の民として「おおみたから」と呼び大切にしました。

そして「米」には、「込める」という思いを託し、力を込め、命を込め、祈りを込めました。米は力の源であり、祈りの対象であったからです。だから、そのお米を大切に感謝していただくことは、ご先祖たちの元氣(本来の元気は气 〈きがまえ〉に米と書いた)を、そして祈りを、受けとる事になってきました。それほどの思いを込めた「お米」ですから、私たちは今でも、「お米には7人の神様がいる(富を運ぶ七福神)」「88人の神様がいる(88の手がかかるため、米という漢字を分解すると八十八になるため、などのいわれがある)」と、米を大切に扱うように教えられてきました。さらに、日本人は米だけではなく、米を刈り取った後のワラもとても大切にしてきました。ワラで作られるスゲ笠や草履、草蓑などは生活の必需品であったし、神社におけるしめ縄は、神の領域と現世を隔てる結界(その中に不浄なものが入らないようにする役目)の役割を持たせました。

このように日本人はお米のすべてを余すことなく大切に使ってきたのです。

このお米を、悪く言われることは、医師としても、日本人としてもどうしても耐えられない。よって、ここからは、科学的な視点から、お米の汚名返上を行っていきたいと思います。どうぞお付き合いください。





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