ショウガのお話し

   

朝晩少し肌寒くなってきました。



このころからコンビニなどで見る食材に「ショウガ」があります。
生姜は近年「体を温めるもの」としての地位を得て、生姜入りの食べ物、飲み物はいろいろな商品として出るようになりました。
でも、せっかくなら、生姜の凄さを知ってその効能を感じながらとってほしいので、ぜひ今回生姜のお話をさせてください。

体を温める効果としては、前述したとおりですが、薬として使われてきた歴史は古く、漢方薬の中でも古典書の代表である傷寒論には114方のうち39方、金匱要略205方のうち54方に配合されているほど頻要されています。つまりそれほど大切だと2000年も昔の人もわかっていたのですね。

栄養学的にも非常に優等生で、生姜100gに亜鉛400mg、カルシウム:12mg、マグネシウム:28mgなどを含んでいます。

わかっている効果効能としては、下記のようなものがあります。

①ジンゲロール、ショーガオールなどの辛み成分による保温、唾液分泌、殺菌、解毒、血管拡張、血栓溶解、腸管内輸送上昇作用

②クルクミンによる活性酸素からの防御機能

③体内で痛みや炎症を引き起こすプロスタグランジン抑制による鎮痛、鎮静作用

なお、温める作用を求めるなら、生の生姜より干した生姜の方が効果は高いです。よって冷え性のために飲用する場合には、乾燥生姜を粉末にしたものなどをご検討ください。ただし、漢方学的に生姜を薬として考えるなら「悪心嘔吐して口内に唾液が多く、口乾口渇しないものを主治する」となっています。つまり熱を体内に多くもつような人や、口が渇いているような人は、生姜を取ると気分が悪くなることがありますので、その場合は摂らないようにしてください。

生姜を上手に利用して、冷えに負けない秋冬を送りましょう!!



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