糖質制限食は人を健康にするのか?
おはようございます。
ではここからお米について科学的に検証していこうと思います。お付き合いください。
●減りゆくお米
太陽神アマテラスが、ニニギに託し豊葦原瑞穂の国に住む私たち日本人に与えてくださったお米、この国の発展を支え続けてきたお米、日本人にとって何よりも大切であったお米が、なぜか今非常に悪く言われていることはこれまでもお話ししてきました。また、実際に、米摂取量のピークであった1962年に比べて2016年にはお米摂取量は半分以下にまで減少しています。
年代 | 年間コメ消費量 |
1946年 | 88 kg |
1962年 | 118㎏(ピーク) |
2010年 | 59 kg |
2016年 | 54㎏ |
(米をめぐる関係資料 農林水産省 2017年)
なぜ、これほどお米を食べなくなったのか。もちろん、時代の変化により、食の多様化が進んだこと、様々な食形体が輸入され、米以外にもおいしいものが手軽に簡単に手に入るようになったこと、夫婦共働きなどの社会変化により、料理を作ることが少なくなったことなど、原因は様々あるでしょう。しかし、近年の急速な減少の一つに、「お米は太る」というものがあることは間違いありません。肥満の最大の原因は「糖質(お米を含めた炭水化物)」とされ、糖質制限ダイエットは近年のダイエット市場においてメガヒットを果たしました。しかし、それは本当でしょうか?
まずはこの「お米は太る」という説にフォーカスを当てて考えていきましょう。
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