フェルガード
私の大好きでとても効果があるなあと感じるサプリメントがあります。
それが「フェルガード」です。
フェルガードは一言でいうと「軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)」を改善に導くも
のです。MCIとは認知症の一歩手前の状態で、臨床的定義は以下になります。
1. 記憶障害の訴えが本人または家族から認められている~物忘れがひどいと自覚があり、他の人からもそれが指摘されるようになっている
2. 記憶検査で年齢に比べて異常な記憶力低下がある
3. 日常生活動作は正常~運転や家事など日常生活の能力は保たれている。ただし、MCIは年間10~30%が認知症に進む
簡単にまとめると「日常生活はかろうじて送れているが、だんだんと認知機能は落ちており、このままでは『認知症』に移行するリスクが高い認知症予備軍」となります。
これに対して米ぬかの抽出物である天然ポリフェノール「フェラル酸」と西洋当帰と呼ばれるセリ科の植物「ガーデンアンゼリカ」を主要成分とする栄養補助食品フェルガードは科学的に高い効果を示します。
以下それぞれ科学的に報告されている効能です。
●フェラル酸(植物の細胞壁に含まれる植物性化学物質)
Ø 小胞体ストレスによる脳神経細胞死を抑制(Hiratsuka T, et al. 2015)
Ø アミロイドの神経毒性を低下(Yan JJ et al. 2001)
Ø アミロイド沈着、アミロイドオリゴマーの減少、βセクレターゼ活性低下(Mori T et al. 2013)
Ø 活性酸素、慢性炎症抑制(Kim HS et al. 2004)
Ø 糖代謝、脂質代謝改善作用(木村武実 国立病院機構菊池病院)
●ガーデンアンゼリカ(西洋当帰)
Ø セリ科の二年草で0.2㎎/100㎎のクマリンを含有
Ø クマリン系化合物による神経保護および認知機能向上効果
●フェルガード(フェラル酸+ガーデンアンゼリカ)
Ø MCIの40人に対してフェルガード内服し、半年後、1年後の認知機能検査実施したところ、単語の記憶、日時・場所の把握などの認知機能が向上(J Alzheimers 2020)
これらの結果に対して、日本認知症予防学会理事の浦上克哉鳥取医大教授は「適切な方法で評価しており、データは信頼できる」とコメントしており、フェルガードは日本認知症予防学会推奨のサプリメントとなっています。
なお、「フェルガード」が脳細胞を保護するのに対して、同会社が発売する「Mガード」は細胞の手といわれる神経線維を守る「ミエリン」の正常化により、脳機能の改善を行います。フェルガードとは違った視点で脳の改善を行う「Mガード」を併用すれば、さらに高い効果が期待されます。400万人以上といわれるMCIを、認知症に進行させないために、ぜひ活用を考えてほしいサプリメントです。
なお、空腹時吸収が2倍になるので食前に内服することをお勧めしています。(お湯に溶かしてもOK)
医療法人社団徳風会 こもれびの診療所:https://komorebi-shinryojo.com/
電話:03-6806-5457
住所:〒116-0003 東京都荒川区南千住5-21-7-2F(旧日下診療所)
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