病気に感謝という最大難度

   

私たちが生きていくうえで、病気は常に私たちの周りにある「不幸」な出来事です。

この病気という一般的に言えば「不幸」の代表である一つの現象に対して、私たちはどう考えればいいのか、ひとつの提案をさせてください。


私がこれまで多くの人と出会ってきて、素敵だなあ、と思う人に共通するのは、皆「感謝さんである」ということだったと思います。
 

梅雨で20日間雨が続いていると、
「神様はこれだけの量を1日で降らさず20日に分けて下った。本当に感謝ですね」
と笑顔でおっしゃる感謝さん。

不登校の子供を抱えて

「子供が学校に行かないという苦しみのおかげで、子育てに謙虚になれました。また学校に普通に行くということがどれだけ凄いことか、感謝すべきことかわかりました。ありがたい経験です」

と穏やかにおっしゃる感謝さん。

私の祖母もいつも「ありがとう、ありがとう」とあいさつのように言っていました。

私はそんな祖母が大好きでした。

 

感謝は、人を素敵にし、また幸せになるためのパスポートなのだと思います。

 

だから感謝しましょう!!

 

というのか簡単です。

 

しかし、今病気のど真ん中にいる人、痛みや命の危険に直面している時、感謝なんて簡単には難しいでしょう。

それでも、病気の人であっても、私は幸せのために感謝さんを目指していただきたいと願っています。

 

どうすればいいのか?

 

難しいかもしれませんが、病気を「最高難度の受け入れ(感謝する)訓練」ととらえてみることはできないでしょうか?病気を悩みや苦しみと考え、否定するのではなく、まずは受け入れ、そして、そこから一体何が学べたのかを考えるのです。

例えば「健康のありがたみ」。

今まで、健康は当たり前だったでしょう。そしてその健康に感謝することもなかったはずです。

しかし、病気になって初めて、健康のありがたさを知り、健康である腕、足、心臓などに感謝できたのではないでしょうか。


もちろん、簡単ではないです。私も、曲がらなくなり、痛みを常に抱えていた野球肘の時、過敏性腸症候群を抱えてお腹の苦しみに直面している時、病気に簡単に感謝できる状態ではありませんでした。
でも、それでも、受け入れる努力、感謝する努力はやってみる価値があると思います。

 

こんな凄い方がいました。

「私はずっとリウマチの痛みを10年抱えていましたが、この痛みがもし1日で来たら到底耐えられませんでした。私が、痛みに耐えられるように、そしてここから、生き方を学べるように、神様が10年、3650日に痛みを分散して、私に与えてくれたんだと思います。このおかげで、私は生き方が変わったと思います。ありがたいです」

この方は、この言葉と共に以後ぐんぐん痛みが良くなっていきました。

 

感謝をすれば病気が治る、といっているわけではありません。

感謝しなくても治る人はいますし、感謝したって治らない人はいます。

また同様に、病気でなくても不幸せな人もいますし、病気であっても幸せである人もいます。

 

病気が治る、治らないは大切なのですが、それ以上に大切なのはどのような状態であっても幸せであることだと思っています。

病気に負けない、とは病気を治すことと同時に、病気であっても幸せであること、だと思っています。

幸せであるために、どうかどうか、病気を恨みだけのものにしないでください。

 

もちろん私自身、そのようなことが簡単にできるわけもなく、体調が悪くなれば、それに引きずられ、苦しみ悶えます。

それでも、まだまだできないことであっても、でも感謝したい、ありがとうを繰り返したいとは思っています。

 

私が想像できるより何倍も苦しんでいる人もいらっしゃるでしょう。

感謝することなんて一切見つからないような環境の方もいるでしょう。

 

それでも、「恨み続ける」よりは、「ありがとう」を探す努力は試してみる価値があるのではないかと思っています。
 

本当に本当に辛い修行だと思います。でも神様はあなたなら乗り越えられるから、この病気を、この苦しみを、成長の糧に出来ると確信して与えたのだと思います。
どうか、どうか、今苦しいあなたが幸せでありますように。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。

あなたに、たくさんの感謝を込めて


今日もお読みいただきありがとうございました。

 





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